Q&A
歯が抜けたままだとどうなるのでしょう?
また、いくつかの歯を抜けたままにしておくと残りの歯が大きく傾き、挺出し、歯並びが大幅に変化します。
このため顎が偏位して上と下の顎の位置関係が狂い、顎関節症等になることもあります。
歯は意外に早く移動します。
一方これを治すのに矯正をしますが、治療に1~2年位かかります。
2. また、歯が抜けたままだと、
- 咬む力が弱くなります。ことに大臼歯は1本欠損するだけで咀しゃく効率がかなり低くなります。
- 咬みにくくなります。十分に咬めないので胃腸に負担がかかります。
- 良く噛めなくなると気持ちにまで影響します。元気がなくなり自信も揺らいできます。
- 年齢により顔が老化します。歯を回復し、良く咬めるようになると顔も若返ります。
※8020運動について
80才になっても歯が20本以上残っている人は病気が少なく大変に元気だと言われています。厚生労働省にその統計があります。
全部で歯が28本あるとします。そのうち15本なくなったら残りは13本になるので80才の時に8013となり、8020を達成できません。
しかしこの15本インプラントで治せば13+15=28となり、もとの28本に戻り、80才で8028となります。
こうなればよく咬むことができ、年齢に関係なく体も心も元気になる事でしょう。
良く咬めることは健康のもと、老化防止の秘訣です。
歯が抜けた後はどうしたらよいのでしょう?
1. 昔からの伝統的なやり方で入れ歯により、欠損を補填する方法です。
精密な型を採り、きちっと設計し、最高の素材、技工技術を使えば素晴らしい入れ歯が出来上がります。
- 入れ歯の特長
- 1. 歯や骨を削らなくて良い。
- 2. 精巧な入れ歯を作ればかなり良く咬める。
- 入れ歯の短所
- 1. 残っている歯にバネをかけて維持力を負担してもらわなければならない。
- 2. 食後はいつも取り外し、きれいに洗わなければならない。
- 3. 多少の違和感がある。(しかしこれは慣れてゆきます。)
2. これも伝統的なやり方でブリッジ(橋渡し)による欠損部補填法です。
欠損した両脇の歯をある形に削り、精密な型を採り、最高の素材と技術を使ってブリッジを作り、これをセメント素材で合着させる方法です。
- ブリッジの特長
- 1. 違和感がほとんどない。
- 2. つけたままなので取り外しをしなくて良い。
- 3. 陶材を使えば、天然の歯と見分けがつきません。
- ブリッジの短所
- 1. 欠損部分の両どなりの歯を削らなくてはならない事。
3. 一番新しいのはインプラントを埋入して、歯の欠損部を補てんする方法です。
- インプラントの特長
- 1. 残っている歯に過度の力の負担をかけない。
- 2. 残っている歯を削らない。
- 3. 乳歯、永久歯に続く第3の歯と言われる位で、自分の歯として咬める。
- 4. 取り外しをすることが無い。
- インプラントの短所
- 1. インプラント体をあごに埋入するオペをしなくてはならない。
- 2. 顎にある程度の幅と大きさが必要。
- 3. 生活習慣病等が大きいと適応しない方が良い。
結論として
インプラントを埋入できれば、これが歯の欠損を治す一番良い方法です。
何も意識せずに、自分の歯と同じように咬むことができるからです。
インプラントの手術は大変ですか?痛みはどうですか?
また、埋入後は痛み止め等を処方いたしますので、思ったほどの痛みは出ないようです。「埋入した翌日はほとんど痛みがないので助かりました」と多くの患者さんはおっしゃっています。
インプラントを入れてから咬めるようになるまでのどくらいの期間がかかりますか?
また、前の歯のインプラントについては、埋入した当日にプラスチック製の仮歯をつけるので審美的な問題はありません。
インプラントの寿命はどのくらいですか?
インプラントは天然の歯と同じように歯周炎になって抜け落ちてしまう可能性が全くないわけではありません。
ですから、インプラントを入れたその日が終わりではなく、埋入後も必ず定期健診をされると長持ちします。
また、過剰な力が加わり続けていると、そこの顎の骨が退縮し、その寿命が短くなる恐れがあるので、やはり定期健診が必要です。
なお、インプラント体の破損はあまりないようです。
インプラントは天然の自分の歯と同じだと思ってください。
日常の手入れをきちっとし、定期健診を受け続けられれば、かなり長持ちするものと思っています。
誰でもインプラントを入れられますか?成人病があるので心配です。
ただし、その時は慎重に判断します。
インプラント埋め込みに年齢制限はありますか?
インプラントについてその他必要なことがありますか?
1. 当院ではインプラント埋入オペの直前に近くの病院で少し採血をしていただいております。
それを当院で処理して、血小板を濃縮し、これを埋入箇所に入れます。
血小板は組織治癒力、新生力が大変に高いのでこれを応用することにより、痛みが少なく、治りも早くなります。
これをPRP療法といいまして、すべてのケースに適応させていただいております。
2. インプラント埋入の数日前までに、大学病院などでCTを撮っていただいています。これにより、インプラント埋入可否の確定診断をいたします。






